任意団体SEA-CLEAR「生きる実験台」小山祐介(コヤ)のBlog

生きる力を創り出す

任意団体SEA-CLEAR「生きる実験台」小山祐介(コヤ)のブログです!
思ったことや感じたこと、伝えたいことをあるがままに綴れればと思っています!

2016年03月

「あっ、この本面白そうかも」
その本は人間です。
たくさんのことをあなたに語りかけてくれますよ。

昨日、北鎌倉にある円覚寺で開催されたヒューマンライブラリーに本として出演してきました。
出演者の様子などは、FacebookイベントページにUPされています。

《Facebookイベントページはこちら》

ヒューマンライブラリーat円覚寺
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「ヒューマンライブラリーっていったい何なの?」という方もいると思うので、簡単にご説明しますね。

直訳すると「人間図書館」になるわけですが、人間を本として見立て、興味を持った方に時間を設けて貸し出し、対話していただくというイベントです。

開催場所では、どんな本があるか(どんな人間がいるか)が簡易表示されています。
準備された本が語る、もしくは語りたいテーマとあらすじが皆さんに見えるようになってるんです。

イベントに参加しに来た方には、対話してみたい本の名前と時間帯を受付で申し出てもらい、時間になったら部屋に移動してもらって、対話を楽しんでいただきます。

僕が本として参加するのは2回目で、初めては昨年の11月下旬、明治大学で開催されたヒューマンライブラリーに参加させてもらいました。

※中野キャンパスの横田ゼミが運営をしています。
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知人のFacebook投稿で明治大学ヒューマンライブラリーの存在を知り、開催まで1か月を切ってただでさえドタバタしているときに、
「本としてどうしても出演させてほしいんです!!お願いします!!どうにかなりませんか!?」
とメールとメッセンジャーで懇願しました。 

横田ゼミ内では急な申し出に応じるか否か、緊急打合せがあったとのこと。
そりゃあそうですよね。なにしろ開催直前なんですから。

でも、そのときの副ゼミ長が
「自ら名乗り出て出演を希望してくれている。その想いを大切にしたい」
と言ってくれたそうで、無事に本として出演することができました。

ヒューマンライブラリー終了後の打ち上げで、僕を担当してくれた学生が教えてくれたんです。

あのときは実に感慨深かったです。心から。本当に。

それから今回の2回目があるわけですが、実はこの1回目のヒューマンライブラリーで僕の話を聞きに来てくれた横田美香さん(以下、美香ちゃん)が開催したものなんです。

中野のタイ料理屋さんで食事をしていたときに「本で出演しませんか?」と言われ、喜んでOKしました。 
それから美香ちゃんは色々立ちまわってくれて、ご縁を大切にし、無事昨日開催したということなんです。
 
「遅刻だけは絶対に避けなくては!!」と、北鎌倉駅には11:00に到着(待ち合わせ予定は12:10頃)、円覚寺を拝観してお寺の風情を堪能しつつ、ゆっくり春の優しさを感じていました。

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ところどころで桜が咲いていて、「あぁ、春がもうここまできているんだなぁ」とぼんやり、うっとり眺めたり。

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時間が来てからは、控室で簡単に流れを打ち合わせて、いざ本番へ。
ここからが本として表現の見せどころです!!

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貸出時間は30分、進め方は各々の自由。

僕の場合は

「どんな話を聞きたいですか?」
とか
「どんな点に興味を持って選んでくれたんですか?」

と最初に質問して、その回答に合わせて話を進めていきました。

本として出演すると、多くの人が

【心には思っているんけど、他人には話していない、もしくは話せないこと】

を抱えていることがわかります。

もちろん純粋に疑問に感じていることを質問をしてくれる方もいらっしゃいますし、僕の場合は主に両親(特に父親)との確執についての質問が多かったです。あとは鬱に関することですかね。

家族とは、人間にとって永遠のテーマでもあります。
いまでこそある程度父親とは和解しましたが、それまで自分にとって〈父親〉は枷であり、トラウマでした。

「俺にとってアンタはトラウマだ」「頑張れと言われると苦しい」と本音を伝えたとき、親子の縁を切るか切らないかまで話がいきました。「頭どうかしてるんじゃないか?」とまで吐き捨てられました。

翌日、感情の整理ができなくて、いのちの電話に何度も電話をかけ(2時間ぐらいずっとかけてようやく繋がったんですけど)、1時間ほど話を聞いてもらった後、通院先の病院で不安を緩和させる筋肉注射を打ってもらったのを今でも思い出します(筋肉注射って1カ月経っても痛みが消えないんですよね)。

結果、ぶつけられた本音を受けつけず切り捨てたことに父親も罪悪感があったようで、そこからお互いに歩み寄りましたが、心から信用できているかと問われればそうではありません。

もちろん、ここまで生きてこられたことへの感謝はしていますが、それとこれとは全く別なんです。

過去やトラウマは消えません。無くなることもないんです。

ただ、自分の中で整理してファイルに綴じ、眺めるようになる程度だったら可能だと思っています。 
僕にとって過去を話すことは、自分の人生を整理してファイリングすることなんです。

「あぁ、こんなことあったなぁ」と、アルバムを眺めるようになれること。
そのために、ヒューマンライブラリーを代表とするイベントに参加し、自分を表現するようにしています。

大変嬉しいことに、昨日はたくさんの方々が話を聞きに来てくれて、大盛況の中、終了を迎えられました。
最後はみんなで使った場所をお片づけして、記念撮影♪
※個人ブログで写真をUPするのがはばかられるので、Facebookイベントページからご覧いただければと思います。

《投稿された集合写真はこちら》
イベントページ投稿

帰り道、美香ちゃんはいずれ、円覚寺全体を会場としてヒューマンライブラリーをやりたいと言っていました。
企業協賛もしていきたいし、もっともっとヒューマンライブラリーが広がればいいと。

国も。人種も。宗教も。言語も。
なにもかも関係なく。なにもかも囚われず。
お互いのことが話せて、対話できる環境。対話できる世界。
それを創りたいし、それがあるのがこれからなのだと。 

美香ちゃんのビジョンはとても大きいです。
僕も微力ながら、そのお手伝いができればと思っています。

ヒューマンライブラリーは色々なところで開催されており、4月16日(土)には川口の公共施設キュポラでも行われます。僕も本として出演予定です★

《4月16日(土)ヒューマンライブラリーin川口(キュポラ)情報》
生きている図書館第9章
※ブックオブ・りーふぐりーんという団体が運営しています。

ブックオブ・りーふぐりーん代表の高田さんはとても気さくで、たくさんの方々と交流されていらっしゃる方なので、イベントではきっと多種多様な方々と出逢えると思いますよ(^^)

人生で一度、紙でもなく、電子でもなく、人間からできた本を借りてみてみませんか?
もしくは、自分自身を本として、表現者になってみませんか?

もしヒューマンライブラリーに興味を持たれた方は気軽にご連絡ください。

皆さんのご来場、ご協力をお待ちしております。 

自分のために生きよう。
~『生きる』を全肯定する~
任意団体SEA-CLEAR代表
小山祐介(コヤ)
【Mail】
infoseaclear@gmail.com
【Facebook】
団体ページ
https://www.facebook.com/infoseaclear/
個人ページ
https://www.facebook.com/yusuke.koyama.5473 

昨日、短編小説「靴ひも」を投稿させていただきましたが、スマートフォンで確認したところ、PDFファイルだと非常に見づらいことが発覚しました。

確認不足で申し訳ありません。。。 

スマートフォンでも閲覧しやすいように、noteというSNSを利用しました。
スマートフォンの場合は、こちらからご覧いただければと思います。

《小説はこちら》

【note版】短編小説「靴ひも」

自分のために生きよう。
~『生きる』を全肯定する~
任意団体SEA-CLEAR代表
小山祐介(コヤ) 

小説を書こう。

自分のために。
震災を、忘れないために。

ずっと心に決めたまま書けずにいたけど、ようやく書けました。
書いたのは、「靴ひも」という短編小説です。

《小説はこちら》
短編小説「靴ひも」

小説を書こうと思い始めたのは昨年、震災から4年目を迎えたときです。

当時、僕はNPOへの転職を目指し、情報収集のために動き回っていました。

今は清須白河に移転しましたが、虎ノ門にあったリトルトーキョーのしごとバーに通いつめたり。
朝活に参加して、NPOに詳しい知人から話を聞いたり。

そんな中で、メディアに違和感を覚えていました。

2月中旬ぐらいから新聞・テレビ・ネット問わず、震災特集が組まれ、メディアで報道はされていました。

ただ、3年目と比較すると、明らかに情報量が少なく思えたんです。
まるで意図的に少なくされているような、そんな感じがしたんです。

同じような違和感を抱いていた人にも出会いました。

日本は震災を忘れ去ろうとしてるんじゃないか、過去の出来事にしようとしてるんじゃないかって。

強い危機感を抱きました。

周りに耳を傾けてみると「あのときは大変だったなぁ」という声も聞こえてきます。
「あのときは」となった時点で、既に過去形です。
しかし、被災地の方々にとっては今も大変で、震災は現在進行形です。

世間でよく耳にします。「過去は変えられない」と。
確かに過去は変えられないです。であるが故に悪化もしません。

ただし、終わりを告げることもありません。過去は無くならないんです。

このままだと震災を忘れてしまう日も、そう遠くない。

まだ何も終わっていないのに。
まだ震災は続いているのに。 

だから書こうと思ったんです。

自分のために。
震災を、忘れないために。

ですが、日々の生活や業務に忙殺されて、全くの手つかず状態が続きました。
特に転職してからは肉体的にも精神的にも逼迫され、心が壊れる寸前でした。

本当であれば、小説は昨年の9月11日に書いて投稿する予定でした。
9月11日は震災から4年半の節目でもあり、アメリカ同時多発テロ事件が発生した日でもあったからです。

世界貿易センタービルに飛行機が直撃するシーンは、鮮明に覚えています。
「この事件は、いずれ教科書に載るだろう」
高校の歴史の授業中、真剣な眼差しで担任の先生が語っていました。

でも、自分の思いは叶えられませんでした。
書きたい思いはあるのに。
心も体も、時間も、応えてはくれませんでした。

次に書いて投稿するとしても、半年後。
小説を書くことは、もうできないのだろうか。
小説家になることは、できないのだろうか。

小説家は、単なる夢物語になってしまうのか。

半ば、諦めていました。

それからNPOを辞め、任意団体を立ち上げ、ただひたすらに走り続けました。

ズタボロになりながらも。
何度も倒れながらも。
何回倒れたら学ぶんだと怒られながらも。

そうしていたら、ふと立ち止まる機会に恵まれたんです。
今まで気付かなかった世界に愕然としたと思ったら、とあるイベントで同じ小説家の人と巡り合いました。
別途これは書ければと思いますが、その人は教えてくれました。

「小説家に大切なことは2つ。1つは名乗ること。もう1つは見せて、読んでもらうこと」
「自ら名乗って読んでもらえば、いつしか肩書が一人歩きして、本当に小説家になれる」

そうか。
そうだったのか。

ならば、書こう。
今こそ書くときだ。

その出会いがあったのは、ほんの数日前です。
それから僕は小説家だと名乗ることにしています。

時間にも恵まれました。
小説を書く時間が不思議なことに確保できたんです。
まるで全てが決まっていたかのように。

全ての物事には意味があり、寸分の狂いもなく起こっている。
それを体感させられました。

おかげさまで小説を書き、無事に投稿することができました。
任意団体の活動を続けるかどうかもここ数日悩んでいたのですが、継続する決心がつきました。

今回書いた短編小説「靴ひも」は、自分へのメッセージでもあります。

僕は任意団体SEA-CLEARの代表であり、小説家です。

これから何がどうなるか、わからないけれど。
しばらくは歩んでいきたいと思っています。 

これからもよろしくお願いします。

自分のために生きよう。
~『生きる』を全肯定する~
任意団体SEA-CLEAR代表
小山祐介(コヤ)

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