任意団体SEA-CLEAR「生きる実験台」小山祐介(コヤ)のBlog

生きる力を創り出す

任意団体SEA-CLEAR「生きる実験台」小山祐介(コヤ)のブログです!
思ったことや感じたこと、伝えたいことをあるがままに綴れればと思っています!

タグ:鬱

先日、株式会社朝日新聞出版の方にインタビューしていただきました。
「みんなのリアル~1億人総検証~」
Yahoo!ニュースと週刊誌AERA(朝日新聞出版)の共同企画です。
5月17日(火)に配信された記事では「小山祐介」の実名を出しています。

5月17日(火)14時13分、Yahooニュースの特集で
「みんなのリアル~1億人総検証~【ボロ雑巾になって捨てられる社畜たち】」
が配信されました。

この中で「小山祐介」と実名が出ている記事があります。あれは僕の経験談です。
株式会社朝日新聞出版様からありがたいことにお声掛けいただき、インタビューしていただきました。

《特集記事はこちら》

ボロ雑巾になって捨てられる社畜たち

〈特集記事トップ画面〉
インタビュー記事トップページ
〈記事文面〉
インタビュー記事
きっかけは、4月26日(火)10時15分に配信された、同じくYahooニュースの特集、
「みんなのリアル~1億人総検証~【仕事で私が壊れる 人生を搾取する「全人格労働」】」
を読んだことでした。

《前回の特集記事はこちら》
仕事で私が壊れる 人生を搾取する「全人格労働」

全人格労働
記事のことは友達から教えてもらいました。
タイトルを読んだ瞬間、一気に心が引き寄せられたのを覚えています。
記事も貪るように読みました。

仕事で苦しんでいる人がたくさんいる。
仕事で人格を壊される人がたくさんいる。
仕事で人生を壊される人がたくさんいる。
仕事で、命を失う人がたくさんいる。

なにもかも、なにもかも、失う人がたくさんいる。
SnapCrab_NoName_2015-12-26_10-36-39_No-00
「仕事で私が壊れる」というテーマは、あっという間に自分を引き込んでいきました。

記事を読んだ後、最後に書いてあったんです。
記事の文面をそのまま引用させていただきます。
Yahoo!ニュースと週刊誌AERA(朝日新聞出版)の共同企画「みんなのリアル~1億人総検証」では、身近なニュースや社会現象について、読者のみなさんとともに考えます。今回のテーマは「仕事で私が壊れる」。連載の中では、読者のみなさんからのご意見も紹介します。Facebookやメールでご意見やご感想を募集中です。AERA編集部からの取材のお願いでご連絡させていただく場合があります。
メールはaera_yahoo@asahi.comまで。
僕はすぐさまメールを打ちました。
アンケートもあってそちらにも回答していたのですが、どうしても気持ちが収まらなかったんです。

自分も同じような経験をしている。その話をさせてもらえないだろうか。
自分の話が誰かの、何かの役に立つのではないだろうか。

メールの文面に全ての想いを込め、願うような気持ちで送信ボタンを押しました。
そのときのメール文面をそのまま引用します。
Yahoo!ニュース編集部
AERA編集部
ご担当者様
お世話になっております。
私は任意団体SEA-CLEAR代表の小山祐介と申します。

【仕事で私が壊れる 人生を搾取する「全人格労働」】
の記事を拝読し、メールいたしました。
アンケートでもご回答したのですが、
改めてメールでもご連絡させていただいた次第でございます。
当団体(小山個人)は鬱になってから何度も転職経験があり、
「しごととは何か?」を客観的に眺めるようになってから、
今の「日本」という国や社会、それに付随する企業に強い違和感をもっています。
自分は、組織に勤めることができない。
根本としてどこかに勤めなくてはならないのか。
鬱の経験もあって、その結論に至り、
現在は個人事業主(任意団体)を本業としての活動を検討しています。
ぜひ取材を受けたいです。いえ、受けさせてください。
自分の体験が何かの役に立つのなら本望です。
色々な経験を交えてお話できればと思っています。
個人の体験談をファイルにまとめましたので、添付いたします。
ご検討の程よろしくお願い申し上げます。
引用文の中に「個人の体験談をファイルにまとめました」とありますが、これはまた別途投稿できればと思っています。かなり長い文章になっていますので。

メールを送った翌日、知らない番号から携帯に電話がかかってきました。
不思議に思いながら電話に出ると「朝日新聞出版の者です」と声が!
メールに電話番号などの情報を記載していたので、そこから電話をくれたようです。

想いが通じたんだ!でもわざわざ電話で連絡してくれるなんて!

いただいた取材の依頼は即時快諾、当日にお会いして話を聞いてもらうことになりました。

取材に来て下さった方は本当に親切でした。

ボイスレコーダーで録音をしながら僕の話に真摯に耳を傾けてくれて。
ノートに何ページにもわたってペンを走らせてメモをとって。
何度も何度も頷きながら、時には質問をして深掘りをして、話を具現化する。
ときには思ったことを率直に伝えてくださいました。
661f52362a815bd6bd9be4ace4373ec1_s
気付くと3時間以上話していて、自分でも驚いてしまいました。
僕のまとまりのない話にお付き合いくださった記者の方には本当に感謝していて、「記者ってすごいなぁ」と感嘆させられるばかりでした。

取材の最後、「記事は匿名でも掲載できます」とお言葉をいただきましたが、僕は実名を強く希望しました。
どんなことを載せてもいいです、ご希望があれば全てお受けします、そうお伝えしました。

その後、原稿を拝読させていただき、メールでやりとりをしながら、記事の公開までに至りました。
あれだけの記事を書きあげるのには、相当の時間と苦労がかかったはずです。
記者の皆様には本当に頭が下がります。

メールでやりとりしている間も、「匿名にはいつでも変更できますので」とご丁寧にお言葉をいただきました。
それでも、僕は実名を出す意志は変わりませんでした。
今後も記事から実名を下げるつもりはありません。

理由は、もうこれ以上隠れたくないからです。
世間からひっそりと身を隠して生きるのは、もうやめようと思ったからです。
PAK93_heyadehitoribocchi20140322-thumb-815xauto-16859
もちろん、匿名で記事を出している方を否定する気は一切ありません。
実名を出すのはかなりのリスクを伴うことも承知しています。

ただ、ここ最近になって、

「どうして隠れて生きなければならないのか?」
「ただ生きているだけなのに、どうして肩身の狭い思いをしていかなければならないのか?」

と思うようになったことが強く影響しています。

僕は24歳のときに鬱を発症しました。
主な原因は当時勤務していた企業での過重労働とパワハラが何ヶ月も続いたことです。

そこだけ少しお話しますね。

当時はとある企業に常駐していました。

この時点で僕は劣等感と後悔の塊になっていたのですが、追い打ちをかけるように常駐先の上司から罵倒され続けました。

「お前は小学生以下だな!使えねぇ!もう来んじゃねぇ!いらねぇから」
「頭悪ぃ!なんで何にもわかってねぇんだよ!結局俺がわかってるだけじゃねぇか!」
「仕事ができてないのはお前の才能が無いのと、ミスしただけの話だろ。時間がないとか言ってねぇでとっととやれよ」
「テメェのことなんかいつでもクビにできんだからな。覚悟しとけよ。すぐにクビにしてやっから」

どんなによくても終電帰りで、ほとんど徹夜でした。

どうしようもなくなって、カプセルホテルに泊まることも多かったです。
自宅に帰ることもままならず、最長で3泊4日しました。
IMG_2136
休日出勤も当然でした。
休日出勤が続いたある日、上司からメールが送られてきました。
「休日出勤がバレないように打刻するな」という指示のメールです。
詳細は忘れましたが、休日出勤は日数が決まっていて、それを超えると法に触れてしまうからです。
a0000006_21415676
またあるときは常務クラスの人が「いやぁー、ねぎらいに来たよ」とニコニコ顔で職場にやってきました。
何をしに来たかと思えば、リポビタンDを1ケース持ってきただけで、そそくさと帰っていきました。

非常に汚い言葉を使いますが、頭がおかしいんじゃないかと心底思いました。
リポビタンDを持ってきたところで解決になりませんし、もっと働けと言っているようなものだったからです。

どう考えてもおかしいと思いながらも、会社に逆らう勇気がなく、クビになる恐ろしさからただただ指示に従うだけでした。

社員が一人抜け、また一人抜け。最終的に僕一人が常駐先に残りました。
何かあるたびに罵倒してくる上司と一対一でやりとりしなくてはならなくなったんです。
来る日も来る日も、かかってくる電話に、電話をかけたときに返ってくる言葉に怯えました。
少しでも不備があろうものなら「ふざけてんじゃねぇぞ!」と電話越しに罵倒されました。

心身共に摩耗し、このままでは本当に死んでしまうと真剣に考え、直属の上司に訴え出ました。

しかし、返ってきた答えは

「大したことしてないだろ!」
「何にもできてないくせに、甘えたこと言うな!」
「ミスばかりじゃないか!」

の一点張り。評価制度でも最低のC評価を受けました。

どうしようもなくなって心療内科を受診し、休職願を出したのですが、急に言われても困ると返されて、結局休職できるまで1カ月半ほどかかりました。
ag0005
休職後、復職も試みました。
しかし、復職用に与えられた課題は当時の僕にはとてもできるレベルではありませんでした。
確かメールが自動配信するシステムをプログラミングするという課題です。
僕は試験工程を主にやっていたので、プログラミングは研修でC言語をやった程度です。
何をどうすればいいのかもわかりませんでした。

何日かして面談が設けられ、
「この業務は今の僕には無理です。できることからやらせてください」
と正直に申し出ました。

そうすると、人事部長がいきなり怒鳴り始めました。

「何を甘えたこと言ってるんだ!パワハラなんて当たり前だろ!」
「俺の時代なんか当然のように受けてきたぞ!」
「そんなことも我慢できないで好き勝手言ってんじゃない!」
「言われたことをやれ!出来ないなら辞めろ!」

事実上のクビ宣告でした。

その後、指示されるがままに離職票を書きました。いま考えると言葉巧みに自己都合退職にさせられたんです。
離職票を書いた後、退職の挨拶を上司にしました。

上司は言葉を一つも発しませんでした。
コクッと首を動かし、頷いただけ。
あのときの冷めた目を、僕は今でも忘れません。

他にも書きたいことはたくさんあるのですが、それはまた別の機会にしておきます。

いまの日本の企業で、健全な職場環境が保たれているところはほとんどないでしょう。
何かしらでひずみが生じています。

メディアで取り沙汰されているのは氷山の一角です。殆どは表面化していません。

どこも理不尽や不条理に満ち溢れていて、それを何が何でも我慢しなければならないという暗黙の了解が成り立ってしまっています。

鬱に対するの無理解も非常に辛いです。
僕の以前の上司を例にするならば、我慢するのが当然の社会人生活を送ってきたが故に理解は難しいと思っています。
shitsuren_Tsurai_top
また、非常に悔しいことですが、鬱を患った人間を雇ってくれる企業はまず存在しません。

父親にも言われたことがあります。

「病気の人間の雇ってくれる企業が一体どこにあるんだ!」と。

言われたときは憎しみで考えるどころではありませんでしたが、現実を見つめると確かに的を射ています。
「いま鬱を患ってまして」と面接で言おうものなら、即不採用です。

僕もいままでひた隠しにして生きてきました。

これが日本という国の、社会の、企業の現実です。

でも、もうやめたんです。

鬱をひた隠しにすることも。
身をひそめて、肩身の狭い思いをしながら生きるのも。

鬱になった人は、自ら望んでなった訳じゃありません。
好きで鬱になった訳じゃありません。
誰だってならないで済むなら、なりたくないです。

辛い。苦しい。死にたい。
そんな思いなんて誰だってしたくないし、望んでもいないです。

鬱の人は、頑張ってきたんです。頑張っているんです。
頑張って、頑張って、頑張り抜いて。
我慢に我慢を重ねて生きてきたんです。

結果、心身が悲鳴を上げ、発症したんです。
depression
精神科医の蟻塚亮二氏の言葉を引用するならば、「土俵の俵に足を引っ掛けて踏ん張っている状態」です。
辛いながらも、必死に、どうにか堪えて生きようとしているんです。

それなのに。

どうして申し訳ない思いをしながら生きなければならないのですか?
どうして世間の目に触れないように生きなければならないのですか?
どうして身をひそめて、息をひそめて生きなければならないのですか?
どうしてバレないように、コソコソ隠れるように生きなければならないのですか?

どうして肩身の狭い思いをしながら生きていかなければならないのですか?

なんとか生きようとしているのに。
抗うつ薬や精神安定剤に頼ってでも生きようとしているのに。
それが廃人だと、異常だと一方的に否定されなければならないのですか?

好きで自分を否定している訳じゃありません。
好きで生きていても仕方ないと思っている訳じゃありません。

鬱を否定することは、鬱に限らず病気を否定することは、その人自身を否定するのと一緒です。
人間を、人間として生きることを否定するのと一緒なんです。
否定をされるたびに、人は自分はダメな人間なんだとどんどん意識に刷り込まれていきます。

鬱になるのは弱い人間だからだというのは、一体なぜなのですか?
罵詈雑言を浴びに浴びて、正気を保っていられなければ異常なのですか?
だとしたら、人間の「強い・弱い」とは一体何なのですか?

精神的に追い詰められて。
我慢しろ、悩むな、くよくよしてる暇があったら前を向けと言われて。
それが出来なければ、単に「情けない・みっともない・くだらない」人間なのですか?

どうして鬱を患ったら、病気を患ったら、心身ともに疲弊したら、社会的に抹消されなければならないのですか? 

何度でも言います。

鬱になった人は、病気を患った人は、頑張ってきたんです。頑張っているんです。
我慢に我慢を重ねてきたんです。
自分なりに、どうにか、なんとか生きようとしているんです。

それがなぜ異常なのですか?
ならば健常とは一体なんですか?

僕は伝えたいんです。

鬱になったことは異常でもなんでもない、廃人でもないです。
れっきとした人間です。人間として価値をもっています。生きる権利を持っています。

それをどうして奪おうとするのですか?

生きているだけで迷惑者ならば、迷惑をかけるなと言うならば、極論死ぬしか方法がないです。
無駄と感じているのなら、無駄と排除したいのなら、死ねと言っているのと一緒です。

生きることがどうして許されないのですか?

鬱になっても、死にたくなっても、どうにか、なんとか生きようとしている姿は尊いんです。
生きることは、人間は、尊いんです。

最後は、朝日新聞出版の方に送ったお礼のメールを引用して終わりたいと思います。
お世話になっております。
任意団体SEA-CLEARの小山祐介です。

さきほど記事を拝読しました。
こうして取り上げていただいたこと、とても光栄に思います。

本当にありがとうございます。

一緒に記載されていた記事も併せて、感想をお伝えさせてください。

同じ境遇の方がたくさんいること。
自分以上に辛い経験をしておられる方がいること。
声を出すこともできずに、亡くなっていった方がたくさんいらっしゃること。
心に湧きあがってきたのは、強い危機感でした。

これだけの苦痛を味わって、心身ともに消耗していく人がいる。
壊れていってしまう人がいる。
その事実が確かに存在するのに、一向に状況は改善されていかない。
我慢することが当然だ、それが社会だ、それが自然だという常識や世間体を提示して。
私達大人が、社会が、
「どんなに嫌なことでも我慢して続けるのが当然。それが仕事だ」
という考え方を持っていたら、ずっと社会は変わりません。
私達が生きているうちに、日本は崩壊します。

自分のしたいことを、自分のやりたいことを仕事にすることに、日本人はなぜか強い違和感や拒否感を示します。

それは仕事ではない、仕事として認められない、それは異常だ、常識に反しているのだと。

自分のやりたいことが仕事にできないのであれば、人間はこれからどうやって生きろというのでしょう。

国の政治や教育で「そんなことはできない。夢物語だ。企業に勤めて働け」とサラリーマン(兵隊)思考を植え付けられている。

サラリーマン育成所や量産工場が至るところに存在し、それが正しいのだと謳われている。

いまの日本は異常です。本当に異常です。日本という国の恐ろしさを強く感じています。

だからこそ、私達は変わらなければなりません。私達は訴え続けなければなりません。

この記事は、日本で起こっている恐ろしい事実と、その事実に対して問題提議しています。

いまの日本に違和感を覚えるきっかけになります。この効果は大きいです。
これは、とても意義と価値のある記事です。

僕も自分の経験を通して、訴え続けていきます。

国に殺されてはいけない。
社会に殺されてはいけない。
企業に殺されてはいけない。
人に、殺されてはいけないと。

記事に参加できたこと、本当に感謝しています。
ありがとうございます。
自分のために生きよう
~『生きる』を全肯定する~
任意団体SEA-CLEAR代表
小山祐介(コヤ)
【Mail】
infoseaclear@gmail.com
【Twitter】
団体アカウント
【Instagram】
団体アカウント
【Facebook】
団体ページ
個人ページ

SEA-CLEAR、本格始動します。
SEA-CLEAR Human Libraryでは小山の経験・体験を何でもお話しします。
対話を通じて、偏見の緩和や相互理解ができればと思っています。

6月5日(日)11:30~21:30、SEA-CLEAR Human Libraryを開催します。
場所は高田馬場にある10°CAFEです。
〈10°CAFEの様子〉
S__1507401
《イベントページはこちら》
SEA-CLEAR Human Library


ヒューマンライブラリーについては以前も円覚寺で開催された様子をブログに書いています。

《ブログページはこちら》
ヒューマンライブラリーat円覚寺


ウィキペディアを調べたところ、とてもわかりやすい説明がされていたので、今回はそちらを引用させてもらえればと思います。
ヒューマンライブラリー(human library)は、障害者や社会的マイノリティを抱える人に対する偏見を減らし、相互理解を深めることを目的とした試み。「ヒューマンライブラリー」は、『人を本に見立てて読者に貸し出す図書館』という意味で、『読者(参加者)』と『本(障害者やマイノリティを持つ人)』とが一対一で対話をする。「リビングライブラリー」とも呼ばれる。
2000年にロスキルド・フェスティバルの一企画としてデンマークで行われたのが始まり。当初は「暴力廃絶」を目的としており、イベントのブースの一角として始まったのが最初。それ以降、北欧、北米、オーストラリアなどでも開催されるようになった。アジアでは日本以外にマレーシアやタイなどでも開催されている。 2011年9月の時点で60各国以上でヒューマンライブラリーのイベントが開催されている。 
引用にもあるように、ヒューマンライブラリーは偏見を減らし、相互理解を深めるための試みです。
とても有意義で、由緒ある試みなんですよ。

今まで、僕はヒューマンライブラリーに本として参加する側の人間でした。
参加を許可してくださった皆様には本当に感謝してもしつくせないぐらいです。
ヒューマンライブラリーを通じて、僕自身も多様な価値観に出会うことができました。

2016年4月に川口キュポラで開催された「生きている図書館第9章」で駒澤大学坪井健教授とお会いする機会に恵まれました。
※ちなみに「生きている図書館第10章」は2016年10月23日(日)を予定しています!!
〈生きている図書館第9章の様子〉
13015107_990920140984552_2334025041563355883_n
明治大学横田雅弘教授獨協大学工藤和宏専任講師とご一緒に、ヒューマンライブラリーについて研究なさっています。
坪井教授は昨年、ヒューマンライブラリー研修会なるものも開催されているんですよ。

生きている図書館第9章」では、スタッフとして来ていた駒澤大学の学生(もちろん坪井教授のゼミに所属しています)に、自分の紹介も含めて開催前に資料をお渡ししていたんです。

そうしたら、「学生から資料をもらったよー」と僕の資料を持って坪井教授が控室に入ってきたんです!!
一度でいいからぜひお会いしたいと思っていた僕はあまりのことにびっくりしてしまいました!!

それから坪井教授は僕の話に耳を傾けてくれました。
一体僕が何をしていきたいのか、目的は何か、それを実践していくことで参加者が何を得られるのか。
坪井教授に話しているうちに、「あっ、ここが煮詰められてないっ!」と気付いたり。
直接アドバイスをいただくこともできました。

坪井教授がお話ししてくださったことを今でも覚えています。

「偏見のない人が来ることもとても有意義なんだけど、本当は偏見がある人にこういう場に来てもらいたいんだ。偏見のない人は理解が深まるという点でとても有意義。でも、偏見が持った人が訪れて『あっ、なんだ、そうだったのか』って気付きや認識をしてもらいたいんだよね。それが偏見への緩和になるし、相互理解へつながる。それがヒューマンライブラリーなんだ」

なるほどなぁ、と感銘を受けるばかりでした。

もちろん、同じ悩みを抱えていたり、興味を持っていらっしゃる方にもたくさんご来場いただきたいです。
それだけでも悩みが緩和されたり、興味が深まったりしますからね。
ただ、偏見をもった人が何の気なしに来場して、偏見が解消されれば、それほど嬉しいことはありません。
存在している偏見が緩和していけば、この世はもっと生きやすくなるでしょう。

ヒューマンライブラリーに何回か参加させていただいて、思ったことがあります。
ヒューマンライブラリーという試みはとても有意義なのですが、頻度と場所がかなり限られています。

ヒューマンライブラリーに意義を感じて、出演してくれる本の方々を集めて、開催していらっしゃる団体、教育機関、個人は増えてきています。
しかし、僕が知っているのは都内でも数カ所、年に3~4回あるかないかぐらいです。
本の方々と聴講者の方々が触れ合える機会がなかなか無いと感じています。

そこで、自分を極力開示し、個別でヒューマンライブラリーを行えないかと考えました。
それがSEA-CLEAR Human Libraryです。 
13063000_1178195862203139_3496318260604233582_o
SEA-CLEAR Human Libraryでは聴講者の方々の希望に基づき、小山の経験や体験をお話しできればと思っています。

小山が例として挙げたトピックスは以下の通りです。

◆◇◆お話トピックス◆◇◆
(1)鬱
(2)家族(両親との確執【特に父親】)
(3)しごと
(4)夢
(5)小説家
(6)幼少期から学生時代
(7)イベント・ワークショップ
(8)人生観
(9)ヒューマンライブラリーの価値
(10)任意団体
※もちろん、トピックス以外にもご希望をおっしゃっていただければ何でもお答えします。
※それぞれの詳細については別途ページを作っています。

《トピックス詳細ページ》

SEA-CLEAR Human Library トピックス詳細内容


Facebookのnoteも作成してあります。

《Facebook note》
Personal_Human_Library_Topics


今回は会場を10°CAFEとしていますが、ご連絡を事前にいただければ日程を調整して別途お話しすることも可能です。

参加費などはイベントページをご確認いただければと思いますが、ご留意していただきたいのはお時間です。
今回はご家族やご友人とご一緒でも全然結構なのですが、お一人様もしくはお一組様1時間とさせていただいています。

そのため、当日スケジュールを以下に設定させていただきました。

①11:30~12:30
②13:00~14:00
③14:30~15:30
④16:00~17:00
⑤17:30~18:30
⑥19:00~20:00
⑦20:30~21:30

当日参加していただいた人にはスタンプカード配布(フィロソフィーダイアログ、個別相談共通)やSNSグループ招待、メールマガジン送付も考えています。

もちろん、こちらの受け取るもしくは希望するは聴講者の方々の自由です。無理強いは一切しません。

また、イベントページで参加表明はしづらい、したくないという方は直接メールをいただければこちらでご対応いたしますので、何卒ご安心ください。

当日は、お店に入り次第、随時状況(何時が空いているなど)をお伝えします。
飛び入り参加も大歓迎です!!

ヒューマンライブラリーに興味が無かったとしても、10°CAFEにはぜひご来店してみてください。
たくさんの魅力がつまっているお店です!!

自分ができることは本当に限られているけれど。
できることを一つずつ、やっていければと思います。
それが偏見を緩和させたり、相互理解を深められるのなら、なおさらです。

皆さんのご参加をお待ちしております!!

自分のために生きよう
~『生きる』を全肯定する~
任意団体SEA-CLEAR代表
小山祐介(コヤ)
【Mail】
infoseaclear@gmail.com
【Twitter】
団体アカウント
【Instagram】
団体アカウント
【Facebook】
団体ページ
個人ページ

SEA-CLEAR Human Libraryでお話できる項目を列挙できればと思います。
なお、今までヒューマンライブラリーに生きている本として3回出演しています。

①明治大学ヒューマンライブラリー(2015年11月)
human-library_poster
②ヒューマンライブラリーin円覚寺(2016年3月)
DSCN0299
③生きている図書館第9章in川口キュポラ(2016年4月)
13015107_990920140984552_2334025041563355883_n
◆◇◆トピックス◆◇◆
(1)鬱(24歳~現在)
 小山の代表的経験です。24歳のとき、残業100時間を超える過重労働と常駐先の上司のパワハラが原因で発症して、今もなお月1回通院中です。通院先の先生にはよくお世話になっています。

Ⅰ.診断書・傷病手当金
Ⅱ.自立支援
Ⅲ.鬱の症状について
Ⅳ.鬱患者にとって辛いこと
Ⅴ.日本社会の理不尽・不条理
Ⅵ.パワーハラスメント・モラルハラスメント
Ⅶ.希死念慮
Ⅷ.服用薬(エビリファイ、アナフラニール、ジェイゾロフトなど)
Ⅸ.心療内科受診までの経緯
Ⅹ.孤独
 
etc…。鬱で味わったこと、お話しします。
 
(2)家族(両親との確執【特に父親】)(幼少期~現在)
 小山は小さい頃から家族の顔色をずっとうかがいながら育ってきました。両親の提示する価値観が正しいのだと思いこみ、言う通りにしてきました。

 結果、鬱を発症した瞬間に破綻し、確執が顕在化しました。

 今だからこそ、「あぁ、愛してくれていたんだな」と思いますが、一時は激しい憎悪と殺意を持っていました。かつ、どんなに愛していたとしても、言葉の暴力は許されるものではないと思っています。

Ⅰ.幼少期のトラウマ(1時間正座・説教・罵詈雑言、1週間無視、その後の父親の言葉)
Ⅱ.母親の言葉(「人間関係なんて上っ面、その場限り」「この高校の方がいい」)
Ⅲ.鬱の息子を認めようとしない家族(「病気なんて気の持ちよう」)
Ⅳ.父親の暴言(「お前は何からも逃げる人間なんだよ」「くだらねぇ、情けねぇ、みっともねぇ」)
Ⅴ.逃げるように一人暮らし、生活保護受給検討(支援施設に駆け込んだ過去)
Ⅵ.父親と胸倉掴み合いの喧嘩(初めて父親に逆らった瞬間)
Ⅶ.体調よりも仕事の心配をする家族(「クビになったらどうするんだ!?」)
Ⅷ.一度目の勘当危機(幼少期のトラウマを父親に吐露)
Ⅸ.いのちの電話と筋肉注射
Ⅹ.二度目の勘当危機(団体本業化に向けての融資について)

etc…。家族ほど難しいものはないと思っています。家族のこと、お話します。
 
(3)しごと(22歳~現在)
 しごと(ボランティアやインターンも含めて、あえて平仮名表記にしています)も色々経験してきています。正社員から契約社員、アルバイト、NPO職員などなど。

Ⅰ.システムエンジニア(正社員。主に試験工程担当)
Ⅱ.学校事務職員(嘱託契約社員。教務課担当)
Ⅲ.一般書店員(短時間契約社員。レジ担当)
Ⅳ.コミック専門店書店員(アルバイト。書店業務全般担当)
Ⅴ.営業事務(正社員。フランチャイズオーナーのクレーム担当)
Ⅵ.NPO職員(契約社員。事務局員としてイベントチラシなど作成)
Ⅶ.ボランティア・インターン(某教育系NPO、NPO法人芸術家の村)
Ⅷ.幼児向け教室(アルバイト。数日のみ勤務)
Ⅸ.派遣労働(日当アルバイト。数日のみ勤務)
Ⅹ.コールセンター(アルバイト。カスタマーサポート担当)

etc…。しごとのこと、お話しします。

(4)夢(幼少期~現在)
 僕は幼少期、夢がありませんでした。文集で夢を書くときは「バスの運転手になりたい」など嘘ばっかり書いていました。いまは小説家と任意団体が夢でもあり、叶っている最中でもあります。

Ⅰ.幼少期(幼稚園から夢がない。スパルタ教育で冷め果てていた)
Ⅱ.小学生(絵を描くことが好きになる。音楽もいつしか好きに)
Ⅲ.中学生(美術部入部後、顧問に酷評され続け、絵が嫌いになる。音楽は合唱を続ける)
Ⅳ.高校生(なりたいものがなにもない。行きたい大学もわからない。模範生徒で表彰された)
Ⅵ.大学生(無我夢中でマンドリンとゼミに没頭。就きたい職がない。学術奨学生に選出された)
Ⅶ.社会人(流されるまま就職。本当は大学事務職員になりたかった。劣等感と挫折に苛まれる)
Ⅷ.休職中(山崎ナオコーラにファンレターを送り、返事を貰う。以降、小説家になることが夢に)
Ⅸ.小説執筆(長編「向日葵が咲く頃に」執筆、公募ガイド小説投稿コーナーで佳作4回受賞)
Ⅹ.任意団体(NPOに勤めて衝撃を受け、以降、自分が理想とするものを追い求めるように)

etc…。夢って果てしないものなんですよね。夢のこと、お話しします。

(5)小説家(24歳~現在)
 山崎ナオコーラ先生の青春小説「長い終わりが始まる」に出会い、ナオコーラ先生本人から直筆の手紙をもらったことから、僕の小説家人生はスタートしました。この手紙がなかったら、僕はずっと夢を持てなかったかもしれません。
 
Ⅰ.山崎ナオコーラ先生という存在
Ⅱ.小説執筆開始(原稿用紙手書き)
Ⅲ.アルバイトとの両立(手書きをPCに起こす作業)
Ⅳ.長編小説の感想(純粋ってことは醜いこと。逆も言える。醜いってことは純粋ってこと)
Ⅴ.小説を書いて気付いたこと(自分は無知で無力な存在)
Ⅵ.短編小説投稿開始(公募ガイド佳作4回受賞)
Ⅶ.プロットの組み立て方
Ⅷ.人物・背景設定
Ⅸ.誰でも小説家になれる?(ある小説家から教わったこと)
Ⅹ.文章を書くとは一体何か?

etc…。小説を書いている経験、全てお話しします。

(6)幼少期から学生時代の話(幼少期~22歳まで)
 人生を形成する上で、幼少期から学生の時間はとても重要です。自分もありがたいことに色々経験させてもらってます。そこから何か見えることもあるかもしれません。

Ⅰ.体罰(幼稚園~中学校)
Ⅱ.能力否定(人格否定されている感覚)
Ⅲ.反抗期の重要性(反抗期とは自分を表現する期間)
Ⅳ.好きなものが嫌いになる過程(絵を描くことが嫌になった過去)
Ⅴ.人間関係に冷めていた自分(幼少期~大学)
Ⅵ.音楽との出会い(中学校~大学)
Ⅶ.恩師との出会い(篠田先生、内山教授)
Ⅷ.マンドリンオーケストラ(音が調和し、流れる瞬間)
Ⅸ.教職課程受講・教員免許取得(地理歴史科)
Ⅹ.挫折(大学受験・就職活動)

etc…。高校では埼玉県教育委員会児童生徒表彰受章、大学では学術奨学生に選出されています。全てお話しします。
 
(7)イベント・ワークショップ
 中にはイベントをやりたい、ワークショップをやってみたい方がいらっしゃるかもしれません。小山も様々なイベントやワークショップに参加しています。

Ⅰ.イベントってどう始めればいいの?
Ⅱ.ワークショップってどう始めればいいの?
Ⅲ.ボランタリーとビジネスの天秤
Ⅳ.朝活(埼玉biz garden)
Ⅴ.映画「うまれる」自主上映会(高田馬場Re:s Cafe)
Ⅵ.豊受株式会社「おなかま」(おなかま会、おなかた会、かみあうじかん)
Ⅶ.NPO法人芸術家の村(LinkProject・SOIF)
Ⅷ.You×You(遊×友)トークと生きるNight(6月からリニューアル予定)
Ⅸ.株式会社僕らの家(キャンプ・焚火・ファシリテーター講座・チームビルディング体験会)

etc…。自分もイベントやワークショップやってみたい!とかどんなイベント参加してるの?どうやって見つけてるの?など、全てお話しします。

(8)人生観
 鬱を患ったことで、社会からはじき出され、当初は焦りと不安でパニックでした。でもいま社会を静観してみると、「んっ?」と思うようなこともあります。

Ⅰ.日本の教育について(兵隊教育)
Ⅱ.日本という国について
Ⅲ.日本の企業について
Ⅳ.軍国主義・国による植え付け(兵隊・サラリーマン量産場)
Ⅴ.言葉と愛情で人は殺せる(親子間の暴力など)
Ⅵ.違和感を持つことの大切さ
Ⅶ.【する】を手放す大切さ(学ばなきゃ!変わらなきゃ!の自分を取り、してない自分を認める)
Ⅷ.自分に素直になる≠「本音」「正直」「自分勝手」「わがまま」
Ⅸ.自分のために生きよう(やりたいことをやる)
Ⅹ.『生きる』ってなあに?

etc…。この辺りはワークショップにもつながってきますね。全てお話しします。

(9)ヒューマンライブラリーの価値
 根本としてヒューマンライブラリーって一体何ですか?という方もいらっしゃるかと思います。ヒューマンライブラリーの価値や重要性をお伝えします。

Ⅰ.ヒューマンライブラリーとは?
Ⅱ.誰でも本になれるし、聴講者になれる。
Ⅲ.本になるための手続き
Ⅳ.繋がる広がり(多様性のある価値観との出会い)
Ⅴ.自分のことを再認識・再発見できる
Ⅵ.常識と偏見の線を無くす
Ⅶ.皆さんがどんなことを知りたいのかを学べる
Ⅷ.【対話】と【つながり】の重要性
Ⅸ.偏見がある人にも無い人にも来て欲しい
Ⅹ.ヒューマンライブラリーに本として出る理由

etc…。ヒューマンライブラリーは色々なところで開催されています。そちらの情報もお伝えできればと思います。全て、お話しします。

(10)任意団体
 小山は任意団体を立ち上げて活動していますが、同じように活動したい人、任意団体って一体なんですか?という方もいらっしゃると思います。
 
Ⅰ.任意団体とは?
Ⅱ.どんなことができるの?NPOなどと何が違うの?
Ⅲ.任意団体を立ち上げようと思った理由
Ⅳ.世間一般の組織に囚われない生き方
Ⅴ.NPO法人CRファクトリーとの出会い(セミナー、コミュニティ・マネジメント・ラボ)
Ⅵ.ビジョン・ミッション・アプローチの決め方
Ⅶ.ターゲットについて
Ⅷ.活動資金について
Ⅸ.Facebookページ作成(各SNS活用)
Ⅹ.多くの人によって支えられている(コミュニティとネットワークの大切さ)

etc…。今までの経験があったからこそ、話せることがあります。全てお話しします。

色々羅列しましたが、これらは小山が提示した例に過ぎません。
「こんな話ができますよ」というちょっとした紹介だと思ってください。

「こういうことを聞いてみたいんだけど…」
「こんなこと聞いて大丈夫なのかな…」

もしそのようなことがあればなんなりとおっしゃってください。基本的に全てお話しします。
気軽に・気楽に・構えず来てください。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

自分のために生きよう
~『生きる』を全肯定する~
任意団体SEA-CLEAR代表
小山祐介(コヤ)
【Mail】
infoseaclear@gmail.com
【Twitter】
団体アカウント
【Instagram】
団体アカウント
【Facebook】
団体ページ
個人ページ

このページのトップヘ